音楽を探していると様々なジャンルが出てきて、それぞれのジャンルがどんな音楽のことを指すのかよくわからない…ということはありませんか?
ここでは、お洒落で落ち着いた音楽を探しているときによく出会う、
- チル ( Chill, Chillout )
- ローファイ(Lo-fi)
について説明します。
それぞれがどのような音楽を指すのかを知っておくことで、ご希望のイメージに近い音楽にたどり着きやすくなるかと思います。
①チル ( Chill, Chillout )
音楽におけるチル ( Chill, Chillout )は、ゆったりとしたテンポで、くつろげる音楽を広く表します。
「chill out」は英語で「落ち着く」「のんびりする」「冷静になる」という意味を表す俗語です。
日本でも「チルい」「チルしている」など、若者の間では「リラックスする」「くつろぐ」と同義で使われます。
原点は諸説ありますが、現在では、アコースティックチル、ジャズチル、チルホップなど、様々なジャンルで「チル」のワードは使われます。
②ローファイ(Lo-fi)
近年YouTubeやSpotifyなどのプレイリストで人気なのがこの「Lo-fi」。よれたビート、環境音やレコードノイズ、ジャズなどのサンプリングなどが主な特徴です。
ゆったりとした曲が多いので、先述のチルアウト系のプレイリストに含まれることが多いです。
Lo-fi(ローファイ)はもともと「録音環境の悪い」という英語圏のスラングですが、あえて、かつてのアナログ感を取り入れることでどこか懐かしい雰囲気を醸し出しています。
サンプリングというのは、既存の曲の音源の一部や環境音などを使い、新しい音楽に流用することを言います。ヒップホップなどでよく使われます。
過去の古い名盤の音源を切り刻んで繋ぎ新しい作品にする、
手芸で言うパッチワーク、工芸で言う金継ぎのようなものと言えるかもしれません。
サンプリングを使わずに、サンプリングのような雰囲気を意図的に作ったり、映画やアニメなどの音声をサンプリングに用いたりその手法は様々です。
近年では、「生成AI」を使った”それっぽい”Lofiプレイリストもかなり増えてきています。
おすすめのチル、Lo-fi
◆「Trudge」RYU ITO (YouTube)
◆「Fake」RYU ITO (YouTube)
◆「Epoch」RYU ITO MUSIC (Youtube)
◆「Lofi Beats Playlist」RYU ITO MUSIC (Youtube)
「Fade」RYU ITO (Spotify)

「Relief」Pandrezz (Spotify)

「Cycles」SwuM(Spotify)
